6/26(水)2歳児プレ親子プログラム双葉会「♪笹の葉さーらさら♪七夕飾りを作るよ!」

 / 坂幼インフォメーション 

はい、またやってしまいました・・・。ご案内をお届けするのが遅くなり、ご自宅の郵便受けに明後日届くことになろうかと思います。そこで、ご案内が届く前に今回は坂幼インフォメーションにアップいたしました。まだまだご入会受付中!途中からのご参加で大丈夫かしらと不安になられている方もいらっしゃるかもしれませんが、心配はご無用です。坂戸幼稚園の先生で楽しい親子の時間となるようバックアップしてまいりますよ。お待ちしています!

 

梅雨、お部屋の中で過ごすことが多くなりますね。けれども、外で遊べないこの時期は、親子の時間をたっぷりとれるチャンスでもあります。でも・・・その時間に何をすれば?心配しないで下さい。双葉会でそのヒントを持ち帰って下さいね。

ご入会お待ちしています!本日6/12(水)2歳児親子プログラム双葉会「そらっ、えいっ、よっと、ウサギさん輪投げ」

 / 坂幼インフォメーション 

あらあらご案内が当日になってしまいました。ごめんなさい・・・。今日は朝から曇り空ですが、その分過ごしやすく、双葉会もきっと一層カラダが動いて参加できますね。

 

今日の親子造形は「そらっ、えいっ、よっと、ウサギさん輪投げ」。もうイメージできちゃいますね。けれども、イメージできるということは子どもたちも遊びやすいってこと!ワクワクしながら作って、ニコニコしながら「そらっ、えいっ、よっと」遊んで下さいね。もちろん、JIN先生、マッチー先生との親子ジム(体操)も元気よくありますよ!まだまだご入会お待ちしております!!

 

 

【前回の様子:アニマルパラシュート】

そう、まだまだグルグル、グチャグチャの年頃です。このグルグルの中に、その子なりのストーリーがいっぱい詰まっているのですよ。

パラシュートだから投げてみる。あれれ、どこにいっちゃったかな?それも大人と違って子どもは上下左右の視野がまだまだとても狭いからなのです。こうした発育発達の特徴を知っていれば、「どうして取れないの?どうして追いかけないの?」と目くじらを立てず笑顔で見守っていられますね。

親御さんといっしょだからこの笑顔。安心感の中で活動できるというのもこの年代の子どもたちには必要です。

真直ぐな上を走りたくなっちゃうのもキッズ世代でよくみられる姿です。例えば・・・スーパーの通路や駅のホーム、歩道などもそうですね。公共の場では安全のため、人へのご迷惑を考え注意しなくてはいけませんよ。けれども、走りたくなっちゃう特性がどうもあるらしいと頭にインプットしてあるだけで、注意した後の見方も変わりますよね。そこが大切。

ちょっとした障害物の上を“渡る”。山梨大学中村和彦教授による「幼児期のうちに身に付けたい36の動き」の中にもこの動作ありますよ。よろよろしながらもその体を元に戻していくチカラ、それが体のバランス力。転びそうになった時に転ばない、ぶつかりそうになった時に止まる、やっぱり身に付けたいチカラですね。

園長だより6月「春から夏へ」「読み聞かせについて」

 / 園長だより 

ごめんなさい、ちょっと公開が遅くなってしまいました。6月1日に園児が持ち帰りました「のびのびつうしん6月号」の園長だよりです。

春から夏へ

香る5月の風が初夏の気配を運んできます。平常保育に移行して約一ヶ月が経ち、新入園の子どもたちも在園組の子どもたちも、それぞれ自分のリズムで今の生活に慣れてきているのを感じます。

 

子どもたちの心情の変化は、日常の些細な場面によく現れてきます。毎朝の「おはようございまーす」の挨拶がより大きく力強い声になったこと。園庭や廊下ですれ違う担任以外の先生に話し掛けたり、おどけてみたり、困った事を伝えられるようになったこと。そして何よりも自分でやりたい遊びを見つけて飛び出していけるようになったこと。

 

「私、ブランコしたい」「先生、縄とび回して」「一緒にドッヂボールしようよ」と友だちや保育者に伝え合う姿。“今、自分がしたいこと”が沢山あるって素敵ですね。“一緒に遊びたい人”が側に居てくれるって幸せですね。まだ少しドキドキしてしまって、自分からは「入れて」と言葉にできないこともあるけれど、友だちや先生に「〇〇ちゃんも一緒にやろう!」と誘われるのを待っていることを視線や面差しに感じます。

 

入園児はもちろんですが、園生活に慣れている年中長児も、この時期、自分のしたい遊びを通じて“まだ一緒に遊んだことのない友だち”にまなざしを向け、相手を知ろうとしたり、自分にはない行動の仕方に関心を寄せ刺激を受けたり、少しずつ少しずつ新しい人間関係を築いてゆきます。保育者は子どもたちをつなぐ“のり”接着剤です。

 

大人であっても、知っている場所、慣れた環境、気のおける知人と過ごすのは安心しますよね。子どもたちは更に毎年この安心感を基軸にしながら、次の生活へ、新しい友だち関係へと飛び込んでいくのです。実はとってもすごいこと!そしてとても大切なことです。新しい人との出会いは、新しい自分との出会いでもあります。

 

そうした人との関わりは、始めからはそう上手くはいかないものです。また逆に、気心が知れているからこそ一方的な強い言動になることもあります。子どもたちは、自分の思いや欲求を伝え合う中で、様々な形でのトラブルや衝突を経験します。

 

「これ、私が使ってたのっ!」「私だって使いたいのっ!」「ブランコかわってくれないの」といった欲求に端を発するもの。「Aちゃんに入れてって言ったら、今日はBちゃんと遊ぶからダメだって言われたの」「さっき色オニして、次はサッカーしようって決めたのにC君はやってくれない。ズルイ」といった友だち関係や物事の善悪、約束の遂行等、年齢が大きくなるにつれて複雑にも多様にもなります。

 

うしたトラブルや衝突は、保護者様にはご心配の種かもしれませんね。けれど、少し見方を変えてみると、それはお子様が紛れもなく友だちとの関わりを深めている何よりの証。悲しかったり、不本意に感じたりする出来事やその時の思いは、成長のための大切な栄養のひとつです。

 

向かう先には「相手への思いやり」があります。どのトラブルも衝突も相手の気持ち、心(思い、考え、悲しさ、戸惑い、やさしさ、大切さ)に気づけた時、「いいよ」と譲ったり、「ごめんね」と謝ったり、「こんな風にすれば…」と折り合いをつけたりしながら、「共にあろう」とする気持ちを強くしていき、自ら解決できるようになっていきます。その時、保育者は“ナビゲーター”もしくは“アシスト”役になり、子どもたちを導きます。

読み聞かせについて

宅の狭い一室の両壁一面に本棚があります。片側には絵本、もう片側には主人と私の本が並んでいます。その本棚に一葉の写真が飾ってあります。居間のソファに主人を真中にして長女と次女が座り、本を読んでもらっている時の写真です。

 

4歳の長女は昨日の続きで「龍の子太郎」を読んでもらっており、その表情から緊張する場面だったことがうかがわれます。2歳の次女は、次にお父さんに読んでもらおうと準備している絵本を膝に乗せ、こっそりのつもりで写真を撮っている私に、にこやかにピースサインを送っています。

 

私の大好きな写真です。見る度に慌ただしかった当時の日常や就寝前の穏やかなひと時を思い出します。また、2歳と4歳という年齢だけに興味や理解の違いがあったからかもしれませんが、それぞれが一冊ずつの「私の本」を「私のために」読んでもらう時間を楽しみにしていたことを感じます。

 

絵本は、主人が読むこともあり、私が読むこともありました。毎晩娘たちは本棚から一冊の本を選びます。当時も仕事柄、沢山の絵本がありましたが、娘はよく同じ絵本を選びました。内心「またぁ」という思いもありましたが、好きな本なのですから仕方がありません。それを父と母の声音で読んでもらうのです。

 

時はあまり深く考えたことがありませんでしたが、その後「異なる読み手による違い」について考えるようになりました。園で先生方が子どもたちに読み聞かせをしている場面を見ることがあります。その時にも「私とは違う読み方」に気付き、「なるほど」と思うことがあります。それは経験やスキルの差ということではなく、言葉は生き物であることを教えてくれます。

 

同じ物語、文脈、セリフであっても、読み手によって強調する箇所や臨場感の持たせ方、間の取り方やページをめくる速度等が異なり、同じ絵本に様々な角度や奥行きを作ってゆきます。

 

一説では、聞き手の解釈の妨げにならぬよう、不要な強調やセリフごとに声を変えることをせず、淡々と読む方がよいとあります。私自身は、子どもたちに絵本を読み続ける中で、私は私の読み方で読んであげたいと思っています。

 

時への後悔もあります。娘たちはそれぞれ4歳の誕生日を迎える頃に文字への興味が増し、最初は自分や友だちの名前、そしてひと月も経たぬ内に五十音を読めるようになりました。まさに“その時を迎えた”という感じでした。それから娘たちは自分でもよく本を開き声を出し読んでいました。ですので、時折あまりにも忙しくしていたりすると、私は娘に「自分で読めるでしょ」と言ってしまったのです。

 

今は分かります。読み聞かせてもらうのと、たどたどしく文字を拾って読むのとでは全然違います。それは音の連なりです。物語に没頭するにはこれが必要です。戸山滋比古氏は著書「乱読のセレンディピティ」で次のように記しています。「ことばはひとつひとつの残響、残像をもっていて、次のことばと結びつく。(中略)ひとつひとつ独立していることばをある速度で読むと、前の語の残像がはたらいて、つぎの語との間にある空白を埋め、つながり流れを生じる」

 

お父さん、お母さん、それぞれの声と読み方で、お子様に本を読んであげて下さいね。子どもたちと同じくらい親にとってもかけがえのない時間と恵を生み出してくれるはずです。

園長 浅見 美智子

大津事故から考える【SKPレターから】

 / さっかーせんせい日記 

大津市で散歩中の保育園児と保育者たちの列に暴走した車が突っ込こんだ事故から約1ヶ月が経過します。大変痛ましい事故で、亡くなられた園児のお子さんには心から哀悼の意を表します。

 

この事故は決して他人ごとではなく、坂戸幼稚園の園児たちにも起こりうるかもしれない事故と言えます。それは、坂戸幼稚園の園児も園外保育に出掛けることもありますし、それと共に先生と歩道を歩いたり、交差点で信号を待ち渡らなければならない機会も多々あるからです。

 

「園の外に出なければいい」確かに園外での活動をしなければ、今回のような事故に会うことはないでしょう。けれども、保育時間の長い保育園や園庭のない保育施設では、散歩や近隣の公園に子どもたちを連れ出さないわけにはまいりませんし、室内だけの保育では子どもの健やかな成長を望むべくもありません。

 

園庭のある坂戸幼稚園ではどうでしょうか。幼稚園の中で、日々体を動かして遊び、園生活を送ることはできますでしょう。しかしながら、地域社会との接点を持ち、地域も子どもの成長や幼稚園生活の大事な環境であると捉えますと、やはり園の中だけでの保育や生活だけでは足りません。

先日も、地区幼稚園協会の観劇会の帰り道を、年長組の園児は坂戸市文化会館から幼稚園まで徒歩で戻ってまいりました。大津市の事故を受け、より安全に歩行できる道順を選び直し、教員間で子どもの命を守りながらどう歩くか、交差点ではどのように待つか等を再確認しながら当日子どもたちと戻ってまいりました。もちろん、子どもたちには出発前に安全な歩行についても伝えました。

 

また、3学期の年長組お別れ遠足では、池袋のサンシャイン水族館まで電車を乗り継ぎ、池袋の街中を歩き行ってまいります。慣れない街中で、それぞれの交差点では私たち担任ではない先生が大急ぎで先回りをして、人や自転車、車の往来を確認し、横断旗をかざしながら子どもたちを渡らせます。池袋という人通りの多い街中ですので少々緊張しますが、子どもたちもそのような状況を理解しながら、それでも会話を弾ませたり、街中での発見をしながら歩いています。

また、大津市の事故を取り扱った新聞記事の中ではこのようなことも書いてありました。ある幼稚園での園外保育時、歩き方やルールなど保育者の指示に従って歩かせたことについての振り返りで『「歩いている時に限らず、保育者の指示に従うばかりになってしまうと、子どもたちが何かに気付いたり、新しいことを発見したり、自ら考えたりしなくなってしまうのでは」という課題が出てきた』と。

 

安全を確保し、命を守るには先生の指示に常に服従させていればその確率は高まるかもしれません。けれどもそこからは、この記事にある通り、子どもたちが自ら考えて行動する主体性の育ちにはつながらないでしょう。これは決して園外保育時だけの話ではなく、通常の保育にも言えることです。

 

地域や社会との接点を考えながら、子どもたちならではの気づきや発見を大切にし、微笑ましい会話ややりとりも味わい、加えて就学してからの徒歩での登校を見据え、安全確保と子どもの主体性発揮の両立を不断に考えていかなければならないと一層思っています。言うは簡単ですが、幼稚園や保育園の保育現場ではなかなか難しい命題であることも事実です。けれども、現代社会の中では取り組み続けなければならない事柄でもあります。

 

皆様のご家庭での子育てでも、これらの両立に頭を悩ませている親御様もいらっしゃると思います。ぜひお聞かせ下さい。そして共に考えていければと思っています。

byさっかーせんせい

明日6/8(土)は園庭開放SKPですが・・・

 / 坂幼インフォメーション 

関東地方も梅雨入りか?と思わせるような今日のお天気ですが、明日6/8(土)は園庭開放SKPです!けれどもこのお天気、どうも明日も続きそう・・・。そのSKPで今回はこんな雨なんて「どっかいっちゃえっ」と、てるてる坊主づくりを行おうと準備していますが、SKPは雨の時や園庭コンディションが悪い時は中止となりますので、「こんな雨なんて」という日には作れないのですね。ちょっと頭が回りませんでした(苦笑)。

 

微妙な時には幼稚園までお電話下さい。直接お答えするか自動応答でSKPの有無をお知らせいたします。もし行える時は、たくさんのお友だちのご来園をお待ちしています。遊びに来てね!

前期会員申込受付中!2歳児親子ペアプログラム双葉会5/29(水)2回目です!

 / 坂幼インフォメーション 

双葉会がスタートしました。前回の初回もたくさんの親子さんが参加していただきました。その双葉会、参加お申し込み受付中です。参加したい日程(下の画像参照)に幼稚園にお越しいただければその場で受付完了!そのまま当日以降の双葉会にご参加できます。楽しく親子でスキンタッチコミュニケーション!を坂戸幼稚園の先生がサポートします!!たくさんの親子さんのご参加お申し込みをお待ちしています!!!※下の画像、見にくいですよね。幼稚園にご連絡いただければお届けいたします。お気軽にお電話orメールして下さいね。

初回5/15の様子です。「ほら、えがおいっぱい!」は双葉会でも。

初回の親子造形はフライパンけん玉。フライパンでけん玉?

ママのお料理よろしくフライパンに目玉焼きを乗せられるかな?

坂幼先生も「それっ」と応援っす。

親子ジム(体操)はジン先生とマッチー先生の出番です!

親子ジムもいっしょに楽しく!

おー、やわらかい!

ちょっとずつ、ちょっとずつね。一人ひとりが違ってそれでいい。

おしりがしっかり上がってクマさん。

子どもたちの姿を見て「これなら大丈夫」と、ジン先生くるっとでんぐり返しにチャレンジしてくれました。

明日5/25(土)は園庭開放SKP!今回は・・・

 / 坂幼インフォメーション 

夏かと思わせるような陽射しが降り注いでいますが、日かげに入るとひんやりとしてとても心地いいこの頃です。坂戸幼稚園の子どもたちも日なたでたっぷりと遊んだり木陰でのんびりとどろだんご作りを楽しんだり、子どもながらに快適に遊ぶ術を身に付けているのだなあと感心してしまいます。

 

さて、今週末も気温がぐっと上がる天気予報ですが、明日5月25日(土)は園庭開放SKPです。今回は、SKPで年に一回は必ず行う「ぐちゃぐちゃ、ねちょねちょ、泥んこで遊んじゃおう!」ですよ。いっぱいのお水を撒いて、どろどろの園庭(一部ですが)にそれいけー!泥んこあそびを楽しみたいお友だちは、当日は汚れてもいい服で来て下さいね。着替えやタオルもお忘れなく。帽子や水筒(飲み物)も明日は必携ですよ。皆さんが遊びに来るのを楽しみにお待ちしています!※「ぐちゃぐちゃ、ねちょねちょ、泥んこで遊んじゃおう!」は11:00頃からスタートです。

ちょっとずつの積み重ね【SKPレターから】

 / さっかーせんせい日記 

月に先生方の健康診断があります。もちろんさっかーせんせいも受診しますが、最近はもう嫌気がさしています。なぜかって、このメタボ体質がどうしても改善しない。生活習慣を少しでも見直せばと思うのですが、この年齢になるとちょっとやそっとでは脂肪くんはバイバイしてくれません。思いきり息を吸ってお腹を引っ込めて腹囲を測ってもらうのはもう飽き飽きです。

 

そこで!脂肪くんとの決別はさっさとあきらめて、硬くなってきた(元々からだは柔らかくない)この体を少しでも柔軟にして、シルバー太りでもこんなにカラダは柔らかいんだぜと自慢できるものを身に付けようと始めたのがストレッチ(まったくの独学)です。

 

目指せお相撲さん(お相撲さんはとっても体が柔らかい)とばかりに意を決して始めたのがちょうどゴールデンウィークの初日。最初は「痛ててて」の連続で、まるで関節や筋にセメントでもくっつけたのかと思うくらい曲がりません(苦)、届きません(悲)、付きません(泣)でした。

ところが、毎日(この原稿を書いている段階で27日目)痛がりながらも続けていると、「おや?」と感じられることが少しずつ出現してきました。届かなかったつま先に指がかかるようになってきた、あんなに遠かった床が目の前に見えてきた、どうがんばってもひねれなかった腰がねじれるようになってきたのを実感できるようになってきたのです。

 

あー、毎日ちょっとずつの積み重ねがこの達成感につながるのだなぁと幸福感に浸っているこの頃ですが、よくよく考えてみると、これは坂戸幼稚園の子どもたちに願っている育ちの姿なのだよなと改めて感じました。

 

えば、坂戸幼稚園で毎日体操活動を行っているのはこのお便りが届いている保護者様なら既にご存知のことと思います。子どもたちはぱっと開いた脚でべたっと床にお腹と頭をくっつけてしまえるほど柔軟性があったり、勢いのある見事な側転をしたり、ブリッジや逆立ちで歩けちゃったり、跳び箱も8段を軽々と跳んでしまったりしますが、最初からそのような姿であるはずがありません。

 

それではどのようにすれば出来るようになるの?残念ながらこの体操活動を全国に広めているコスモスポーツクラブさんとのお約束でお話しすることはできません。けれども間違いなく言えることは、毎日のちょっとずつの繰り返し、積み重ねが子どもたちのこのカラダの成長につながっていることです。

戸幼稚園では「できる、できた」という結果よりも、それまでに子どもたちが感じるたくさんの体験、事柄、出来事というプロセスにこそ成長があり、言い換えれば、体操を指導するのではなく、その体操活動を「通じて」何を育てたいかということになるのではないかと思います。カラダの育ちと同じくらい、子どもたちが少しずつの積み重ねの中で味わう達成感、友だちとの協力や共感という一体感、仲間を応援したり励ましたりする連帯感、毎日行うからこそ感じる明日があるという期待感、体を動かすって気持ちいいという爽快感等、子どもたちにたっぷりと味わい培ってもらいたい心持ちです。

 

皆様のお子様が赤ちゃんだった頃を思い出して下さい。初めてつかまり立ちをした時に、お父様も、お母様も、こんなにも嬉しいものだと満面の笑みでお子様を応援し、見守っていたことと思います。赤ちゃんもそれに応えるかのようによたよたと立ち上がりますが、その可愛いらしい笑顔はいつまでもお父様やお母様の記憶に残るものと思います。このつかまり立ちも、一年近く毎日々々ハイハイを繰り返しようやく出来るようになるのですよね。そのハイハイの毎日を見つめて育ててこられたこそ、その喜びも一入になるのではないでしょうか。

 

少し大きくなられたお子様の今の子育てはどうですか?ついつい目の前の「できた」だけに目がいきがちになっていませんか?大人のモチベーションで子どもを動かしていませんか?結果だけを求めれば、子どもだって結果だけを追う姿に育ってしまいますし、注意や進言してくれる大人がいないところではお腹の中でペロッと舌を出してしまう子になってしまいます。なぜそうするのかという理由を丁寧に伝えていけば子どもだってちゃんと理解してくれるものです。ただ、これも一朝一夕にはまいりません。繰り返し繰り返しの積み重ねです。

 

さーて、今日もストレッチで体を伸ばすぞ。体を柔らかくするためではなく、健康で豊かなこれからの人生のために!

byさっかーせんせい

 

初めての瞬間【SKPレターから】

 / さっかーせんせい日記 

月GW、10連休というめったにないお休みを皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。前半はあまり天気の様子が芳しくなく「あれ?」という感じでしたが、後半はお天気も良く、家族で山にキャンプ、川に水遊び、海辺で潮干狩りなどにお出かけしたり、近くの公園にボールを持って、あるいは自転車の練習でと、遊びに行かれたりした方も多いのではないでしょうか。

 

私はというと家に閉じこもったままの連休でした(苦笑)。けれどもその分、本を沢山読むことができました。前号で齋藤 孝さんの著書「読書する人だけがたどり着ける場所」で紹介されている本を読むチャレンジをします!と宣言して以来、忙しさにかまけて手がつけられないでいましたが、ようやく着手できた次第です。とは言っても、齋藤氏のお勧め本ですから私などには眠気を誘うのに丁度よいくらいの本たちばかりですので、なかなか読み進まないという悲しい現実にぶちあたっていますが・・・。ちなみに今はドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟にチャレンジ中です。これがまた「ふぁぁぁ」とあくびの連続なのですが、本を読むのに才能は必要ないという齋藤氏の言葉を信じて、それでも読破目指してページをめくろうと思っています。

 

て、話は変わりますが、皆さんはお子さんが初めて寝返りを打った時、初めてつかまり立ちをした時、あるいは初めてトイレでしゃがんで用を足せた時等の“瞬間”を見ましたか。ある新聞記事で、保育園に預けられている子どもが多くなってきたことに加え、保育時間・保育生活も長時間化することにともない、その瞬間は家庭よりも園で生まれることの方が多くなっているとあります。何を隠そう、うちの娘たちも両親共働きであったのでその瞬間を家庭保育室で迎えたことも少なくありません。それでも、家庭保育室の先生が口頭や短い記録の中で教えてくれると、それが嬉しくて家に戻ってから大層喜んだり、褒めたりしたのを覚えています。それと同時にその瞬間を、叶わぬ思いですが、見てみたかったなあと思ったのも事実です。

保育園に限らず、幼稚園でもその瞬間があります。周りの子に触発されてお箸セットの箸を初めて使ってみたとか、初めて糊やはさみを使ってみたとか。その時の子どもの戸惑いや喜びを親御様に伝えたい、一緒に喜びを分かち合いたいと願うのは幼稚園の先生とて同じです。

 

ではその瞬間をどのように捕らえるのか。その記事の中にはある写真家の言葉を載せています。「美しい写真のために必要なのは、機材でもテクニックでもなく、見る目と集中力、それからタイミングを待つ忍耐力」そして「今を生きる子どもたちの姿とそれを捉える保育者の内なる対話が瞬間を捉え、伝えるものである」と続きます。

 

戸幼稚園では、幼稚園でのお子様の生活の様子を家庭にお伝えする子どもたち一人ひとりの記録ノート“あゆみ”があります。あゆみを記入していく先生にはまさにその瞬間、育ちの兆しや過程を捉えるアンテナが不可欠です。その意味ではこの写真家の言っていることは間違ってはいません。

 

けれども、私たちが子どもたちに育みたいものは、幼稚園の保育・教育は、その瞬間のためだけにあるのではありません。子どもという個の成長とともにクラスや学年という集団との育ち合いを絶え間ない生活の中で願い、考え、向き合い、保育を行っています。写真家のようにひと処にその時を待ってカメラを構えていられるわけではありません。もし、記録のためにそのような保育が行われているのであればそれは本末転倒になってしまいます。瞬間を伝えるには日々繰り返されるまさに「今を生きる子どもたちの姿とそれを捉える保育者の内なる対話」が必要なのです。

 

SKPのレターとしてはちょっと硬くなってしまいましたね。このレターが届くお子様を育てられているご家庭では、まだまだたくさんの「初めての瞬間」が訪れることでしょう。些細な初めてでもできるだけその瞬間にいてあげられるといいですね。それは間違いなく家庭の、ご家族の幸せな瞬間になるはずですから。

byさっかーせんせい

園長だより5月

 / 園長だより 

令和元年の春に寄せて

休の中頃に園に立ち寄ると、通用門を開けた途端に、鮮やかな桃色の絨毯が目に飛び込んできました。ブランコ横の八重桜です。「ああ…、落ちてしまったのね」例年は連休の中日に登園があり、子どもたちは拾い集めた花を花束にして、「ママのおみやげ」と嬉しそうに伝えてくれたり、制帽に飾ったりして楽しみます。見せてあげたかったなぁ…この桃色の見事な絨毯を。

 

八重桜はソメイヨシノとは異なり、花はすぐにドライフラワーのように乾燥してしまいます。子どもたちが来るまでもってくれるかな。風に飛ばされませんように。せめてお砂のご飯に盛大にかけて「ふりかけごっこ」を楽しめますようにと、そこで遊ぶ子どもたちの姿を想像してしまいました。

 

さて、改元を含む大型の連休を皆様どのようにお過ごしになられましたか。お出掛けや旅行、ご実家への帰省やバーベキュー等、ご家族の方と楽しいひと時を持たれたことでしょうね。毎年、連休明けに「先生、あのね、あのね」と堰を切ったように話してくれるお土産話を聞くのが楽しみです。

 

は…TVに釘付けでした(笑)。天皇陛下の退位、即位に伴う国事行為の様子や日本の歴史と文化にまつわる報道を興味深く見ていました。個人には様々な思想があるのは当然ながら、時折ニュース番組に切り替わった時に映し出される他国のテロの様子を見るにつけ、こうして沢山の人々が改元を寿ぎ、現在と未来への感謝と希望を胸に抱きながら、同じ時間を過ごすことができる日本の幸せを思います。子どもたちが中心となって生きる令和の時代が、どうか今に続く幸せな時代となりますようにと強く願います。

 

5月1日の朝日新聞に「令和」の出典となった万葉集巻五にある山上憶良の詠について書いてありました。「言霊(ことだま)の幸(さきわ)う国」意味としては「言葉にゆたかな力が宿る国」とのことです。

 

私は仕事柄、こうして文章を書いたり、人前で話すことが多く、また読書の中でもこの「言霊」についてよく感じ考えます。心の中にある形の無い「思い」を相手に届けていく行為の中で、どの言葉を選び、どのように文章にすれば、より「思い」に近い形で相手に伝えられるのでしょう。もしかすると、そう相手を思いながら「言葉」を選び「文章」にする行為の中に「言霊」は生まれてくるのかもしれません。

 

回の上皇陛下の「おことば」を私は落涙しつつ、生涯忘れないものとして胸に刻みました。けれども私は「おことば」を聞きながら、「言霊(心)」を言葉そのものだけでなく、口調や所作、まなざしに感じ、側で聞き入る上皇后様はじめ周囲の方々に感じました。

 

外山滋比古氏は著書※1の中で、「『人間のことば』人間のことばはもともとは読んだり書いたりするものではなかったのである。まずしゃべることから始まる」とし、「文字を読む目の知性のほかに耳と口で話し聴く知性」の大切さを書いています。

 

内田樹氏は「たくみな『言葉づかい』になるためには、子どものときからそのような『力のある言葉』を浴び続けることだけが重要なのである。その経験を通じて、はじめて「諧調」とは、「書き」とは、「論理性」とは、「抒情」とは何かという事が実感として分かるようになる」※2と記しています。

 

日本語はとても美しい言葉です。身近にいる大人たちが、意識して「聞かせて」あげること、思いを「届けて」あげることの大切さを令和元年の春に思いました。

 

も体も目一杯使いながら駆け抜けてきた4月を終えて、本日より平常の保育が始まりました。それぞれの子どもたちが積み重ねてきた時間の中で、確かな「自分の居場所」を作り始めているのを感じます。

 

特に年少組さんは長い連休明けで、気持ちがご家庭に戻ってしまったように感じられるかもしれませんが、本日からの一歩は決して「はじめの一歩」ではありません。力強く背中を押してあげて下さいね。

 

かなり硬い文章(内容)になってしまい申し訳ありません。本当は「読み聞かせ」について続けたかったのです。また次回に。

園長 浅見 美智子

※1 「乱読のセレンディピティ」 外山滋比古(お茶の水女子大学名誉教授) 扶養社文庫 ※2 「構造主義的日本論こんな日本でよかったね」 内田 樹(神戸女学院大学名誉教授)文春文庫